建設キャリアアップシステム(CCUS)会社の利点
会社が得られるメリット
技能者だけが役立つシステムではありません。施工能力の高さを示して他社との差別化を図ったり、現場での事務作業が軽減されたりと、会社にとっても様々な利点があります。建設キャリアアップシステムを導入した会社様は、経営事項の審査で加点がなされます。
優秀な技能者が多い会社が一目瞭然
建設キャリアアップシステムは、技能者が就業履歴を積み重ねることで、カードのレベルが上がり、技能者のキャリアが客観的に見えるシステムです。
技能者が所属する下請事業者も建設キャリアアップシステムは、様々な利点をもたらします。
専門工事会社は技能者の集合体。建設キャリアアップカードは技能者の実力を示すものなので、所属する技能者のカードのレベルを見ればその会社の実力がわかります。カードの存在により専門工事会社の実力が、客観的に明らかになります。
他社との差別化を図るには、技能者の就業履歴を少しでも多く貯めるためには、早くスタートすることが肝心です。
専門工事会社も選ばれる時代に
特定のゼネコンからの下請け受注が多い専門工事会社でも、最近は専属率が下がり、違うゼネコンの仕事を受注する機会が増えたというところが少なくないようです。
ゼネコンが、日ごろ付き合いのない専門工事会社の施工能力を判断するにあたり、建設キャリアアップシステムは施工能力の判断に役立ちます。優秀な専門工事会社はいろいろなゼネコンに選ばれやすくなるでしょう。
来たる将来には、ゼネコンだけにとどまらず、一般の消費者が専門工事施工業者を選ぶ時代がくることだって十分考えられます。
建設キャリアアップシステムが普及すれば、専門工事会社の施工能力が見えるようになれば、元請業者のみならず施工能力のある専門工事業者も評価されるようになり、消費者の選択の決め手になる時代が到来するかもしれません。
若手入職者を増やすために
国土交通省が打ち出したのが、給料・休暇・希望の「新3K」です。
他の産業と比較して建設業が劣っていた点とも言えます。
建設キャリアアップシステムの普及により、新3Kの実現は十分可能です。目指すのは技能者の能力を正当に評価し、それを適切に処遇して、技能者がご自身の将来の希望を想像できるようにすることです。
技能者を目指す若者が就職先を考えるとき、自分の将来に希望が持てる会社は魅力的に映るはずです。建設キャリアアップシステムの導入と活用が、会社の魅力を示し、それを高めることになります。
経営事項審査への加点
公共工事に携わる専門工事会社に大きな利点となる建設キャリアアップシステムの導入は、経営事項審査での加点対象です。
建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録代行をします。
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