建設業許可の番号に隠された意味とは?一覧検索の際のお役立ち情報
建設業の許可がおりますと、建設業者様に許可番号が与えられます。
東京都知事許可の番号表記例を挙げますと
と、こんな感じで三つに分けて表記されます。
最初の部分は、都道府県知事許可なのか、国土交通大臣許可なのかを表しています。
1つの都道府県内にのみ事務所がある場合は、都道府県知事許可になります。二つ以上の都道府県にまたがって営業所がある場合は国土交通大臣免許になります。東京都と神奈川県に事務所がある場合は、国土交通大臣許可です。
東京都にのみ複数の事務所がある場合は、東京都知事許可になります。
次に般ー00の部分についてです。
一般建設業許可なら般、特定建設業なら特となります。その次ですがハイフンの後には許可の取得や更新をした年度が入ります。
一般建設業許可を令和3年度に取得された事業者様の場合は、般ー03の番号が与えられているはずです。
特定建設業許可を、令和4年度に取得または更新された方は、特ー04となっているはずです。
特定建設業許可が必要になる場合は、元請として受けた工事を4500万円(建築一式は7000万円以上)以上、下請けに出す場合です。下請を複数社に出す場合は、その合計額。
あくまでも、元請として受けた工事を下請けに出す場合の話です。
一次下請けで受けた工事を、二次下請けに出す場合は、このような制限はありませんので、一般建設業許可で大丈夫です。
最後の第00000号の部分ですが、この部分は事業者様に割り当てられる番号です。更新しても変更はありません。
このように見てみますと、許可番号からいろいろな情報が読み取れます。建設業許可の取得・更新をお考えの事業者様は是非弊所までご相談ください。