建設キャリアアップシステム（CCUS）技能者の利点
技能者の経験と技術が一枚のカードに収録
建設キャリアアップシステムの最大の利点は、技能者の能力を客観的に証明できることです。
現場でカードをタッチすれば、工事の内容や担当した職種、職長や班長といった現場での役割などの情報が、自動的に記録されていきます。
これらの履歴データーは、会社が変わっても引き継がれます。
技能者のキャリアアップとは何か
キャリアといっても多種多様ですが、技能者の方にとってのキャリアとは、「知識・技能」と「経験」ではないでしょうか。
知識・技能を証明するものが資格です。
建設技能者を対象にした資格はたくさんあり、職種ごとに業界団体が認定しています。
経験とは、どんな現場で、どんな立場で、どんな作業内容で、どのくらいの期間仕事をしていたかということです。
見習いとして入職して、仕事を覚えて多くの現場を経験し、一人前の技能者として認められ、マネジメント能力を身に付けてくると、班長や職長として多くの技能者を束ねる立場になるのが、技能者のキャリアアップの代表的なパターンではないでしょうか。
経験とスキルが自動的にカードに貯まる
カードにはICチップが内蔵されておりますので、タッチを忘れなければ、経験と就業履歴が貯まっていきますので、ご自身でメモなどの記録を残す必要がなくなります。
現場が変わっても記録が引き継がれますので、ご自身のカードはそのまま使用できます。就業履歴はカードを取得された時点から蓄積されちきますので、現場の数が増えるにつれキャリアアップしていきます。
建設キャリアアップシステムの登録をお考えの方はお急ぎください。弊所では、登録代行のお手伝いもさせて頂きます。
自分のデータをスマホやパソコンで見たい時に確認できます。
どんな履歴が貯まるのか
どんな現場で、何日間、どのような立場で仕事をしていたか、という履歴が蓄積されます。
社会保険の加入状況や保有資格も、カード取得の際に登録しておくものになりますので、技能者の皆様の実力や状況を示すものになります。
転職する際には、これまでの現場での立場や経験等を示すことができるので、経験や能力に応じた処遇を受けやすくなることが期待されています。
目指すはゴールドカード
カードはスキルに応じて４種類
基本的には、ホワイトカードからはじまり、資格取得や就業履歴に応じてカードのレベルが上がる仕組みです。
例外的に、登録基幹技能者資格を保有されている方は、ゴールドカードからのスタートです。
建設キャリアアップシステムの登録代行が行政書士もできるようになりました。
弊所でも代行いたします。
詳しくはこちらのページをごらんください。